2006年07月26日

●なでしこ&ワイルド

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準決勝前日、ベスト4に勝ち進んだ日本、中国、北朝鮮、オーストラリアの4チームが、ホスト国オーストラリアから動物とのセッションに招かれた。なでしこジャパンの選手たちも、コアラとの記念撮影を楽しんだ。

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安藤・矢野を両翼に従え、中央に下小鶴。なでしこ自慢のDF陣だ。キャプテン磯崎……は遠慮してたみたいで、替わりにTASAKIの同僚で、スピードと勇気あふれるゴール前への飛び込みが信条のFW鈴木智子がラインに入る。鉄壁の4バックでコアラを完封だ(意味不明)!

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Lリーグで4度の得点王に輝いた大谷と、新鋭GK秋山、そしてコアラ。人気者の3人組、好感度はさらに上がった。

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中国選手も登場。この後コアラに暴言を吐かれ、報復で頭突きを見舞って退場処分に。

で、やってきた動物はコアラだけじゃなかった。大蛇も1匹。気持ち悪がってみんな最初は近寄らなかったが、先陣を切ったのはやはりこの選手だった。

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度胸あふれる若きDF岩清水。さすがだ。深夜のドンキホーテ前とかでこんな格好してても、たぶん彼女なら違和感なし。

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いわしーの積極的なプレーが、なでしこジャパンの緊張を解きほぐした。続いて澤・荒川もチャレンジ。

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ピッチでは威圧感抜群の守護神・山郷だが、蛇には気持ちで押され気味。

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そして、偶然通りかかった日本の女子高生集団もどさくさでセッションに参加。夢中でカメラに収めようとしているのは……イエース! 我らが荒川恵理子! 女子高生たちにとって、コアラよりも大蛇よりも、ガンちゃんのほうが「珍しい動物」だったのかもしれない。

2006年07月25日

●準決勝は対オーストラリア

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準決勝を戦う相手はオーストラリアだ。去年、「東アジア大会壮行試合」として西が丘競技場で対戦した時は、開始早々、風のように日本から2点を奪い、そして最終的にはバテバテになって4点失ったチームだ。今回も、当時のように序盤戦をパワー全開で来るだろうと予想される。そして後半のスタミナ切れという欠点も解消されていないと見る。

守備力はこの1年でだいぶ整備されたようだ。前6人のプレスで相手の中盤を封じ、DFは要の5番サリスバリーを中心に「4枚スイーパー」のようにアタッカーの自由を奪う。1年前よりもタフな相手になったと感じる。

前半は「どのエリアで時計を進めるか」の勝負。両チームとも自軍ゴールからボールを遠ざけたい。ボールを挟んだ両軍計20人がデカい固まりになって、スクラムとか相撲みたいな押し合いを展開するだろう。互いに4バックを崩さず、しっかりと押し返したいところだ。

となると日本が点を取りに行くのは、相手が疲れた後半からだ。オーストラリアは、自分たちのプレス技術に自信を持っているようだけど、肉体的にも精神的にもスタミナは日本のほうが上だろう。北朝鮮戦もスコアレスドローながら、後半はだいぶ押し込まれた。疲れた時間帯で、日本は正確な技術でつなぐサッカーを展開できるか。相手より走れるか。相手に「プレスが通用しない!?」って思わせたら、DFの崩壊も時間の問題だ。相手ボランチの背後で、澤が前を向く。その時が勝負だ。

2006年07月04日

●なでしこジャパンもお忘れなく!

W杯は準決勝前のお休み期間中だけど、日本では「なでしこリーグ」の前期最終節が、7/2に行われたはずだ。ここ数年、毎週日曜日には女子サッカーを見に行ってる俺としたら、もう、そっちが気になっちゃってしゃあない。
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俺より一足先に、ベスト16まで見てドイツから帰国した妻が、神戸でTASAKI対ベレーザを取材したそうだ。試合は序盤TASAKIペースで進んだものの、澤の時間を止めたかのようなループで先制し流れを変えたベレーザが3-1で勝ち、前期を首位で終えたそうだ。今季の澤は、リーグ開幕戦でダイビングボレーを決めたりと、ゴールに絡むところでのインパクトあるプレーが目立つ。澤が好調であることは、女子W杯予選を間近に控えるなでしこジャパンにとっても、心強いだろうな。

で、なでしこリーグもこの日をもってお休みに入り、代表による福島合宿を経て、いよいよ7/16からはオーストラリアのアデレードで、女子アジアカップ兼女子W杯アジア予選を迎える。そのメンバーは7/3、協会から発表された。
http://www.jfa.or.jp/women/daihyo/news/060703_04.html

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日本は、グループリーグでベトナム、台湾、中国と同居。中国以外の強豪である北朝鮮、韓国、オーストラリアはもう一方のグループに固まった。各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。この組み合わせなら日本は100%決勝トーナメントに行ける。そのうえ北朝鮮、韓国、オーストラリアのどっかひとつが、グループリーグで消えてくれる。実にラッキーな組み合わせだ。女子W杯のアジア枠は2.5。プラスW杯開催国の中国が自動出場。ちょっと複雑なんだけど、要するに来年のW杯本大会開催国の中国は、この女子アジアカップで何位になろうと、W杯出場はすでに決まっている。で、なでしこジャパンが来年の女子W杯出場を決める条件も、ちょっと複雑だ。

●今大会で2位以内に入れば出場決定
●中国が決勝に進んだ場合の3位決定戦に勝てば出場決定
●中国が決勝に進んだ場合の3位決定戦に負けたら、北中米カリブ海3位との大陸間プレーオフ
●3位決定戦を中国と戦った場合は、勝っても負けても大陸間プレーオフ

以上が条件だ。日本は、これまでの親善試合などから考えると、GK山郷、CBに磯崎と下小鶴または岩清水、SBは右に安藤、左に矢野、ボランチは酒井、柳田、宮間、そしてママとなって復帰した宮本らのボランチ勢に、オフェンシブの澤、大野を組み合わせたボックス、2トップは大谷、永里になるんだろうか。個人的には、現時点のメンバーならCB磯崎と四方、SBに川上と山岸(ふたりとも代表呼ばれてないが)、ボランチに宮本と澤、オフェンシブに宮間と山本、トップに荒川と安藤を並べて、両サイドからガンガン追い越してくサッカーが日本らしくてアジアでも最強な気がするんだが、どうだろう。出てくる名前が、あまりにマニアックすぎて、読む人がついてこられなくなってそうだが、まだ続ける。

日本の注目選手は、俺の中ではいっぱいいるのだが、ひとり挙げるとすれば安藤梢。浦和レッズレディースではFWながら、代表では右SB。彼女の攻撃力をフルに発揮するには、代表でももっと前のポジションが望ましいんだけど、でも、ポジションがどこであっても彼女がすごい選手だってことには変わらない。スピードもドリブルもキック力もシュート精度も、今の日本の女子選手ではたぶんナンバーワンだと思う。安藤の攻撃参加で相手をズタズタに切り裂いて、右からのクロスに澤が合わせる。そんなシーンをたくさん披露して、日本に5大会連続5回目のW杯出場をもたらしてもらいたい。

2006年06月22日

●シェリー

20日、俺は何してたっけ。そうだ、ボンに行っていたのだ。前の日は国境を越えてオランダへ行き、植田朝日氏をインタビューしてきた。なんだか移動の連続に加え、このブログ以外の取材・執筆を抱えていたので、もう、日付の境目がどこにあんのか分かんなくなってきている。

そういえば数年前、年間の半分は小学館で寝起きしてフラフラになりながら仕事をしていた頃、「1日は24時間って思うのやめよう」と試みたことがある。その頃の俺は、1日を28時間だと思うことにした。22時間起きて6時間寝る。これなら体ももちそうだと。で、1日が人より4時間長いという計算だから、超過したぶんは6日で24時間になる。つまり、俺は1週間イコール6日と思い込むことによって、1日28時間制度を人知れず確立することができると。それはそれは、もう自信満々でしたよ。「1日28時間という考え方を発明した人」としてノーベル賞取れるかもぐらい思ったよ。でも、だめだったよ。22時間起きて6時間寝てたら、絶対に昼間起きれない日が来るから。取材や締め切りをすっぽかすわけにはいかず、普通に寄る寝て朝起きる生活をしてしまった。俺のノーベル賞は幻に終わったのだ。

20日の話だった。ボンでラジオ局の人と食事して、クロアチア戦の時のドイツのテレビ放送について裏話を聞いた。リティーが宮本のこと、半笑いで解説してたとは俺も書いたけど、実はその解説中、どうやらリティーはこんなことを言っていたらしい。
「ジーコ監督は、このミヤモトって選手をレギュラーから外すということを考えられないのか」だと。あんの色白め。まだそんなこと言うか、半笑いで。

ところで、ボンといえば日本代表の練習場。これがなんだか雰囲気が悪いらしい。毎日練習を見学してるコアなサポーターからそう聞いた。ヒデとその他の選手の間に、なんだか壁があるんだと。で、巻とかひとりぼっちなんだと。バラバラだと。よくないねー。いちばん危機感を感じてるっぽいヒデは、今何を考えているんだろうか。
「俺はまだまだ恨まれているか」
「俺に愛される資格はあるか」
「俺の笑顔は卑屈じゃないかい」
「俺は真実へと歩いてるかい」
ぐらいは自問自答してもいいんじゃないだろうか。ひとりで答えが出せないなら、俺がシェリーって女紹介してやるから、そいつに問いかけてみ。

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ヒデもね、「FOOTBALL FASHION」とか言って、こうやって外国の雑誌に出るのもいいんだが、日本代表における存在感も偉大すぎてみんなが近づきがたいんじゃないのかな。周りの選手はね、ヒデをどうにか笑わせる方法。それをね、そろそろ考えて実行しないと。このままバラバラで終わったら、W杯の楽しい思い出なくなっちゃうじゃんよ。ね。ヒデと一緒にできるイタズラを考えてみたので、選手のみなさん、ぜひ参考にしてくれ。

●見学してるマスコミとファンの中から、カツラの人を探して言い当てる。
●デパートの福袋を全部開けて逃げる。
●エロ雑誌の袋とじを全部開けて逃げる。
●『月刊上戸彩』って書いた、ニセの雑誌をヒデの部屋に置いておく。
●でも中身はジンガイのチャンバー(外人のばあちゃん)のヌード写真集。
●ヒデの服を隠して、代わりにミキハウスの服ばかり置いておく。
●フジテレビの人に、「ヒデさんにも今度の正月、古畑出ていただくことになりましたから」とこっそり耳打ちしてもらう。
●全員高原の髪型にする。
●三都主の髪に、目の錯覚で棒が長く見えたり短く見えたりする絵を描く。
●マッチ棒を2本だけ動かして、魚の向いてる方向を変える。
●小野と小笠原と坪井の坊主3人が全身を金色に塗って、ワールドカップのトロフィーの真似をし、それをヒデに掲げてもらって写真を撮る。
●桜の枝を折ったことを、正直に謝る。
●ヒデの部屋にヤクザが乱入してきて、後からドッキリだとばらす。
●桜木花道がヒデにカンチョーする。
●魚住が大根を桂剥きしながらピッチに乱入する。

以上。20日の日記でした。21日の日記は、ドイツ時間の22日に書きます。もうだって、締め切り抱えてテンパッてんだもん。

2006年06月20日

●ドイツとの親善試合

6/17、ドイツと試合しました。こっちは都内で活動する『大人のためのサッカー教室』チーム。サッカー経験ゼロからスタートしたド素人の大人たちが、スーツケースにスパイクを入れて、ドイツへ乗り込んできたのだ。

大人になってからサッカーやってみたいと思った人、結構いると思うんですよ。でもそういう場合、基礎とか全然分からないと、友達に「サッカーやろうぜ」とか誘われても、試合で足引っ張っちゃう。イチからサッカーを習いたい。そう思った人たちが集まって、プロのコーチに指導してもらっているのが、この『大人のためのサッカー教室』なわけよ。

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もちろん俺もそんな教室メンバーのひとり。4年前から通い始めたんだけど、この教室のいいところは、入会金も月謝もいらないってとこ(月謝制コースもあるが、それはまた別カテゴリー)。教室は都内でほぼ毎日活動してる。会員登録(無料)をすませれば、行きたい時にネットで受講希望のエントリーして行けばいい。そういう感じだ。

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対戦相手は、ケルンに留学してる日本人大学生と現地ドイツ人による「日独スポーツ協会」のチーム“スシボーイズ&テレコムポストDJSG”。さすがに初心者の俺らなんかより全然サッカーうまいよ、当たり前だけど。W杯本番のスタジアムよりも一回り広いこのピッチで、若くて体力とテクニックのある日本人が大きくボールを動かし、俺らを振り回す。ゴール前にはデカいドイツ人がガンガン突っ込んできて、ボッコボコにシュートを浴びせる。1対1で勝ててたのは、コーチのヒロ(小林弘典)ぐらいかな。
この試合の模様は『スポーツヤア!』に掲載される予定です。お楽しみに。
それともちろん、『大人のためのサッカー教室』は、男女問わず新メンバー大募集中です。好きなチームのいユニフォームを着てさ、一緒にボール蹴ろうぜ!
http://otonano.biz/

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あとね、あと、俺の初出演作品となった映画『CROSS CHORD』(クロスコード)の公開日程が正式に決まりましたよ。7/22から8/4、青山にある『RelaX AOYAMA』にて。俺は内装工事の作業員役だ。1月の夜中の撮影だったんだけど、役柄上、つなぎの作業ズボンを腰で巻いて、上はタンクトップ1枚。寒かった。一瞬しか映ってないけど、ちゃんとセリフも喋ってる。ほんと一瞬なので、見逃さないで!
RelaX AOYAMA
http://www.enjoytokyo.jp/OD003Detail.html?SPOT_ID=c_1001786#top

2006年06月08日

●Journey to Germany

こんにちは。フリーライター兼、神保町フットボール協会会長の江橋よしのりです。
2006ドイツW杯現地取材を機に、sablogで個人ブログをはじめることにしました。33泊
35日の旅の間の出来事をつづっていきますので、よろしくお願いします。

まずは手始めに、日本代表マスコット(カラス)に変装して、ドイツのスタジアムを荒らしまくるところから仕事開始するカァー。

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カラスは舞い降りた作戦。これで日本×オーストラリア戦の会場に、チケットなしで潜り込むことも楽勝だろうカァー。

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……つうかよ! こんなことして何が楽しいんだか、俺はまだ千代田区なのだよ。俺は今日8日、ドイツに向けて出発する。その前に1本、自己紹介がてら書いとこうかと思ったはいいのだが、ドイツ行ってないしね、W杯始まってないしね、何を書こうって話なのだよ。
つーか海外に出発する前っていつも、ほんっっっとにナーバスになるよ、俺。
怖えーよ外国! ドイツ人もたぶん怖えーよ!
ちょっと油断すると「もう行くのやだ」とか言い出して、電柱にしがみつきそうだもの、俺。今週入ったぐらいから、誰と話しても、話全っっ部上の空だもん。くちづけをかわした日なんか、ママの顔さえも見れなかったもん。
そんで昨日は、夢にうなされたもん。
成田空港で、もう空飛ぶよって段取りになったあたりで、「チケット全部家に忘れた」って夢だ。飛び起きた。ガラナジュース飲んでブラジル代表入りする夢を見たマラドーナのCMみたいに飛び起きた。

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……。うむ。やばい。俺は確実に、外国を怖がっている。やっぱりあの時、去年の6月バーレーンで、砂漠のど真ん中でタクシーを急停車させた運転手にホモをカミングアウトされた時に、気づいておけばよかったんだ。
外国は、俺にトラブルを浴びせかける場所なのだと。

今回はどんな苦行が待ち受けているのだろうか。無事ドイツにたどりついたら、明日更新します。
……なんというテンションだ。
あとマラドーナよ、お前が幻覚を見るのは、ガラナのせいじゃないだろう!
(おいしい缶コーヒーNOVAのせいでもないだろう!!)